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| ◆漢方の歴史 |
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漢方には、2000年の歴史があり、その中で先人たちの血のにじむ試行錯誤の結果得られた体験から確立されたものです。
漢方薬の聖典は、「傷寒論・金匱要略」といわれ、胎臚薬録(たいろやくろく)という本から、処方を抜粋して、当時、長沙太守(ちょうさのたいしゅ、現代風に言うと県知事)をされていた張仲景という人が編集したと言われています。 |
◆漢方薬の効き目は、配合される生薬のチームワーク |
漢方薬は甘草湯など1種類の生薬で構成されたものもありますが、通常は、数種類から数十種類の生薬で構成されています。
例えば、桂枝湯(けいしとう)、桂枝(けいし)、芍薬(しゃくやく)、大棗(たいそう)、生姜(しょうきょう)、甘草(かんぞう)の五味の生薬で構成され、各々の分量は決まりがあります。
[1] 桂枝湯(けいしとう)
桂枝3g 芍薬3g 大棗4g 生姜3g 甘草2g
主治:頭痛、風邪の初期
芍薬の量を2倍(6g)にすると、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)となって、効能は頭痛から腹痛となり、全く別の漢方薬となります。
[2] 桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
桂枝3g 芍薬6g 大棗4g 生姜3g 甘草2g
主治:腹痛
このように、漢方薬は配合される生薬の組み合わせと量で、独自の効果を発揮します。
また、2千年の歴史の中で、後世の漢方医が漢方薬を構成している生薬を取り去ったり(減方)、逆に新たに生薬を加えたり(加方)、加減方というものがあります。
<例> 小柴胡湯去生姜加黄連茯苓 (しょうさいことう きょしょう かおうれん・ぶ
くりょう)
明治時代の漢方家 浅田宗伯先生が腎臓病に創案された。
また、それに二つの種類の異なった漢方薬を組み合わせた、合方というものがあ
ります。
小柴胡湯(しょうさいことう)と五苓散(ごれいさん)という種類の異なった漢方薬を合わせます。
<例> 小柴胡湯合五苓散 (浮腫みに使われた)
このように漢方薬は、生薬の組み合わせ、また、配合される生薬のさじ加減で、膨大な数の漢方薬ができます。
つまり、お客様お一人お一人に合った漢方薬をご紹介できるということになります。 |
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